金沢大学(単位あり)
大学・社会生活論(22KL001)
大学生活は高校までのそれと大きく異なる。とりわけ学習のあり方や社会的責任の違いは重要である。ただ、高校まではそれらについてあまり考える機会をもたなかったことが原因で、入学後のとまどいやトラブルが生じてしまう場合も見受けられる。また、この新生活を有意義に過ごすには、将来を考えながら自己発見・自己開発をしていくことが重要である。しかしながら、その手がかりがつかめないままに日々を過ごしてしまう学生も見受けられる。
本授業の目標は、学生諸君が大学における学修方法・目的や社会的責任を果たす上で必要な常識・知識などを学んで早期に大学生活のありようを体得すること、さらに大学のなかに自己発見・自己開発の契機が多々存在することに気づき、それらを利用しながら将来イメージをより明確にできるようになることである。
アカデミックスキル(22KL002)
新入生に対し、大学で学ぶ上でかかすことのできない主体的・自主的学習への動機づけを行い、専門教育を含む大学教育全般に対する能動的学習に導くことを目標とする。さらに、学生と教員及び学生相互のディスカッションを通して、大学生としての自己表現能力、学習デザイン能力、及び論理的な思考方法を育成する。
プレゼン・ディベート論(22KL003)
本授業では、アカデミックスキルの内容を踏まえ、そこでの調査・研究を継続するとともに、成果をいかに効果的に発表し議論するか、という視点を導入して演習を行う。学生は、この作業を通して、発表・討論に必要な技術・能力を習得することが出来るようになる。
データサイエンス基礎 (22KL004)
データサイエンスの産業利用が活発な状況で、データサイエンスに関わる基本的知識の習得は重要である。本授業では、これに加え、データサイエンスの学習に必要な学内ネットワークの適切利用、セキュリティ、コンプライアンス・モラル、および基礎的情報リテラシー等を学習する。
データサイエンスに関わる基本的知識やPC の活用法を習得し、これらを、今後のデータサイエンスの発展的授業に活用できる。
地域情報分析概論Ⅰ(22KL005)
パソコンを用いて、国勢調査などの統計分析、およびインタビューや自由記述の定性分析など、地域分析に必要な情報処理技術を学ぶ。また、各種データの取得方法や特徴についても学ぶ。
地域概論(22KC001)
本授業の目標は、所属する学類(一括入試入学者にとっては該当する学域)の専門分野を社会との繋がり、地域への貢献という視点から理解し、学生としての決意を持って、大学4年間の学修をデザインできるようになること。授業での活動を通し、大学でどのように学ぶか、地域をどのように学ぶかについて学ぶ。カリキュラムマップ等を活用して、4年間の学習デザインを描く。 対面授業に加えて、「いしかわで学ぶ未来可能性(地域創生概論)」を視聴する。(アカンサスポータルで視聴可能)
ソーシャルビジネス概論(22KC002)
ソーシャルイノベーションの創出について体系的な理解を促進するとともに、ソーシャルビジネスの基礎知識を教授する。
ソーシャルビジネスを多様な視点から考察するため、関連業務に携わる幅広い分野の外部講師の講演から、どのようなソーシャルイノベーションを創出できるかを学ぶ。4人の各界で活躍中の外部講師による講義形式と学生同士によるワークショップ形式の併用で実施する。
北陸観光産業論(22KC003)
今後需要の伸びが期待できるインバウンドビジネスを含む観光全般について、現状の把握と今後の展望等、基本的な知識とその可能性を学習する。外部専門家講師として、石川県や金沢市等から観光実務者を招いて、石川県および金沢市等における観光の現状やビジネスの将来性、今後の課題から地域に即した観光戦略を学ぶ。
ローカルキャリアデザインⅠ(22KC004)
ローカルキャリアデザインは、「地域で働く」「地域に暮らす」ことに焦点を当て、地域にある人や組織に貢献する取り組みを体験的に学修することを通じて、どのように地域で働きたいか、生きたいかをデザインすることを授業目標としている。
地域での働き方を理解しつつ、受講者の自己成長にも重点をおいて開講される演習科目である。
Q2開講科目では学生と地域を繋ぐ企画づくりを中心に学修する。
ローカルキャリアデザインⅡ(22KC005)
ローカルキャリアデザインは、「地域で働く」「地域に暮らす」ことに焦点を当て、地域にある人や組織に貢献する取り組みを体験的に学修することを通じて、どのように地域で働きたいか、生きたいかをデザインすることを授業目標としている。
地域での働き方を理解しつつ、受講者の自己成長にも重点をおいて開講される演習科目である。
Q3開講科目では学生と地域を繋ぐ企画運営を中心に学修する。
まちづくりインターンシップ(22KI003)
地域のプランづくりを学修するためには、地域で起きている現象を現場に出かけて自分の肌で体験することが必要不可欠である。夏期休暇中の期間を活用して1~2週間程度にわたって地域に滞在し、自治体やまちづくりNPOなど民間団体が扱うまちづくり活動の中から課題を設定し、受け入れ組織の指導を受けながら、学生が主体となって課題解決に取り組む。
観光学インターンシップ(22KI004)
地域の観光を追究するためには、現場に出て地域における現象を自分の肌で体験することが必要不可欠である。そこで、夏休み1週間程度にわたるインターンシップ及びその前後の学習を通じて、自治体や民間団体が行っている活動を学ぶ。