ENGINEプログラム第2期生 修了証授与式

2025.02.15

2025年2月5日に、2024年度ENGINEプログラム修了生の修了証授与式が行われました。

今年で2期目となるENGINEプログラム修了生ですが、今年度は、信州大学6名、富山大学10名、金沢大学7名を輩出しました。

修了式では、信州大学 中村学長より、
「本日は皆さまのご活躍と、これからの期待を込めて祝辞を述べさせていただきます。日本は今、大きな課題に直面しています。GDPの表面上の数値では、アメリカ、中国、イギリスに次いで第3位とされていますが、実質的にはドイツに抜かれ第4位となっており、2026年には第6位に転落すると予測されています。この状況は、円安や為替レートの影響も重なり、非常に厳しいものです。こうした現状を打破し、未来の日本を再生するためには、皆さん一人ひとりの活躍が欠かせません。国家の行く末は、まさに皆さんの創造力と行動力にかかっています。
我が勲は地方創生にありと、皆さんのこれからの活躍がこの国を支える大きな力となるのです。皆さんが地域の課題に真正面から取り組み、名誉ある功績を目指して挑戦することこそが、未来の日本をつくる原動力(ENGINE)となります。ぜひ、「我が勲」を心に刻み、それぞれの場で力を尽くしていただきたいと思います。皆さんのこれからの飛躍を心から期待しています。」
と祝辞を賜りました。

     

修了生代表として信州大学人文学部4年 加藤莉佳さんは、
「この度、ENGINEプログラムを無事に修了することができ、とても嬉しく思っております。
ENGINEプログラムでは、ENGINEインターンや大しごとーくを通じて、チームワークの難しさや地域の現状について多くの学びを得ました。プログラムに参加したきっかけは、内向的な自分を変えたいという思いでした。しかし、始めのうちはグループワークが苦手で、辛い思いをすることも多々ありました。それでも、周囲の皆さんの助けや刺激を受けながら、なんとか乗り越えることができました。
特に、三大学の学生や地域の方々との交流を通じて、「こんな生き方もあるのだ」という新たな価値観に触れ、自分の視野がいかに狭かったかに気づかされました。この気づきは、自分にとって大きな成長のきっかけになりました。
卒業後は大学院に進学し、これまでENGINEで学んだことをしっかりと活かしながら、地域に貢献できる人材を目指していきたいと考えています。
最後になりますが、本プログラムでお世話になったすべての皆さまに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。」
と、謝辞を述べました。

    

富山大学、金沢大学でも学長より修了証の授与が厳粛に執り行われました。

修了生の皆さん、改めておめでとうございます。