ENGINEプログラム最終報告会を開催(2025.2.5)

2024年2月5日、ENGINEプログラムの最終報告会が開催されました。
本プログラムは、信州大学・富山大学・金沢大学の三大学が連携し、地域課題の解決に取り組む人材を育成することを目的として実施されてきました。最終報告会には、学生、教職員、コーディネーター、企業、自治体関係者などが参加し、これまでの取り組みの成果と今後の展望について報告が行われました。

前半では、ENGINE NEXTに向けて3大学の事業担当者より、「ENGINEインターンシップの成果と課題」「リカレントプログラムとの接続」「境界を超えていく学び」の3つのテーマでプログラムの成果発表が行われました。ENGINEインターンシップを通じて得た学びや、地域課題解決に向けた展開的取り組みが紹介され、特に、異なる専門分野を持つ学生が協力し、地域企業や自治体と連携しながら課題解決に挑んだ実践的な経験が、成長の大きな要因となったことが強調されました。

後半では、パネルディスカッションを実施し、大学関係者、企業担当者、修了生が登壇し、ENGINEプログラムを通じて大学・企業・地域がどのように変化し、今後どのような展開が期待されるかについて意見を交わしました。さらに、プログラムの自走化に向けた一般社団法人Edu-Connect円陣の設立と円陣プラットフォームの構想についても説明があり、今後も継続的な学びの場を提供するための新たな枠組みづくりが進められることが報告されました。


本報告会を通じて、ENGINEプログラムが学生の成長だけでなく、地域社会や大学のあり方に変革をもたらす意義深い取り組みであることが再確認されました。今後は、プログラムの自走化を図りつつ、さらなる発展に向けた取り組みを続けていきます。