富山のものづくり概論(22TL002)
科目の概要
「富山のものづくり概論」の授業においては,日本海側有数の集積を誇る富山県の製造業に着目し,学生が,その魅力と可能性について知り,理解できるようになることを目的とする。具体的な講義は,①富山県の製造業全般を講義する部分と,②富山県の特徴的な業種を代表する企業から外部講師(ゲストスピーカー)を迎えた,個々の企業の取組を講義する部分から構成している。①の講義内容としては,近代以降の産業構造の変遷,産業構造の特性,地域経済に与える影響や役割,地方立地のポテンシャル,今後の成長戦略等となる。また,②の講義内容としては,ものづくりへの”こだわり”や仕事の魅力,開発秘話,求める人材像,社風,地域社会との関係等となる。授業各回においては,担当教員やゲストスピーカーによる一方向的な講義だけではなく,履修生によるグループワークやゲストスピーカーとの意見交換等の履修生の能動的な学修機会を設ける。
開講年度 | 2022年度 |
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ENGINE科目コード | 22TL002 |
開講区分 | 富山大学(単位あり) |
ENGINE教育フェーズ | 1.リテラシー強化 |
授業形態 | 対面のみ |
受講にあたっての注意事項
90分間の授業のうち,講義は約2/3(60分程度)とし,残りの時間(30分程度)はグループワークを行います。
本授業は座席は指定制(原則,毎回変更)とし,様々な履修生とグループワークを行っていただきます。
講義資料はMoodle上に掲載し,授業では紙媒体の配布はしませんので,あらかじめ各自のPCに保存するか,印刷する等して活用下さい。
欠席が複数回にわたる場合や,事前学習のレポート,授業後のレポートの提出がなされない場合は,単位の修得は困難となります。
達成目標/学習目標
①人口減少から生ずる地域課題の具体的内容,「地方創生」という政策の意義,富山県を含めた地方での暮らしの魅力や可能性について,自らの言葉で説明することができる【ES1】
②他者の様々な意見を聞き,自分の意見も踏まえて意見交換ができるコミュニケーション能力を身につけることができる【ES4】
③富山県の製造業の魅力と可能性について,自らの言葉で説明することができる【ES2】【ES3】【ES7】