信州大学
信州大学が実践するENGINEプログラムは、全学横断特別教育プログラムの5つのコースと連携し、地域の課題を魅力に捉えなおすデータサイエンスのための素養をはじめ、地域資源や魅力発見に向けた固定概念に囚われない思考力、「ゼロ」から「イチ」を創り出すための実行力を、自らの専門力を伸ばしつつ、他者との関係から修得する約2.5年間のプログラムです。
また、富山大学と金沢大学とも連携し、特定の地域にとらわれない発想や連携する力を身に付けていきます。
学長コメント
信州大学 学長
中村 宗一郎
信州の豊かな自然環境や地域の生活・文化・産業の現場を活用し、信州大学は特徴ある教育を展開してきました。初年次の共通教育から各学部の専門教育まで「信州活用型教育」によって、人間力溢れる人材を輩出しています。
本事業では、人口減少やPostCOVID19社会を見据えて、これまでの地方創生の鍵であった「移動・交流・体験」を再定義し、「交通」×「食」×「観光」×「インフラ活用」に対して新しいミカタから価値の創出を目指します。観光や生活の基盤となる新しいモビリティや施設活用、食や健康産業の未来を拓くため、信州大学・富山大学・金沢大学及び長野県・富山県・石川県並びに企業等の各機関が協働して、広域的な産学官連携プラットフォーム「円陣」と地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」を構築します。